警視庁物語 夜の野獣

シリーズ第6作。 惨殺死体を発見した警視庁捜査陣は、現場附近の聞込み、現場の検証に乗り出した。その結果、被害者のものと思われる血糊のついた財布、原っぱという現場に似合わない女物の財布、イアリング等が貴重な資料として発見され、それらを手掛りとして足の捜査行脚が始った。女物の財布は男娼が地下鉄内で掏られたもので、その男娼の証言からスリの顔も判ったが、翌日その男が明らかに他殺と思われる轢死体となって現われる始末だった。

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